ノートPC→携帯電話
ノートPCはSONYのPCG-U3/P(NCC-74656)を使っている。ソニースタイルオリジナルのモデルだ。
これを買った当初は、アプリとかガンガン詰め込んで、DDIポケットのカード型PHSでインターネットにつなげていた。
家では使わない、「完全」なモバイルPCとして存在しており、勤務以外の外出では必ず持ち歩いていたと思う。
こういう場合必ず問題になるのがデータの同期だ。同期ソフトを使えばいいのだが、「一般的なソフト」(IEとかOUTLOOK)をあえて使わない方針だったので、対応していないため、それなりに苦労した。
そのうち、自宅のブロードバンドルータを、VPN対応の無線ルータに買い換えた。
同じころ、携帯電話も高速なデータ通信に対応したものに機種変更。そこで、詳細なコスト計算をした結果、PHSを解約し、携帯電話用のデータ通信ケーブルを導入。
高速な携帯電話でネットに接続、ルータにVPN接続をして、リモートデスクトップで直接メインマシン(NCC-1701A)の操作をすることにした。
こうして、PCG-U3/Pはアプリをガンガン動かすPCから、ネットにつながってリモートデスクトップが動いているだけのPCに格下げとなった。
そもそも、Crusoe TM5800 933MHzだから、まともにアプリが動くはずが無いわけで、これはこれで正解なのかもしれない。
こんなモバイル生活(携帯70%、PC30%)を結構長いこと送っていたのだけれど、携帯をW41Sに切り替えてからは、PCサイトビューアーが使えるようになったので、PCメールを送受信できるサービスと併用すると、実はPCを持ち歩く必然性が極端に低下してしまった。
PCを持ち歩く理由の過半数は、ネット環境だったわけだ。
で、そんなモバイル生活(携帯95%、PC5%)も今日をもって更なる変化を遂げる。
実は、携帯からPCを操るVNCについては前から知っていたのだけれど、それは企業向けだけの提供で、JAVAアプリと思っていたので、まさかBREWアプリとして1,000円で公開されているとは知らなかった。
日立システムのμVNCだ。これで、携帯で自宅のメインPCが自由に操れる。会社のPCで出来ないこと、やってはならないことも、携帯経由の自宅PCで出来てしまう!
まぁノートPC君も、お払い箱にはならないだろうが、出撃機会は激減するだろうな。
ご苦労様でした。
注記:
1:まさかとは思うが念のため。VPNの話以降は固定IPがないと実現できない。もちろん個人で固定IPをとっている人はあまりいないし、私もそうではない。ダイナミックDNSのサービスを使うのが現実的。
2:括弧内はうちのPCのコンピュータ名。ちなみにワークグループ名は「STARFLEET」。