格差

参院選も間近ということで、年金や格差、なんていう言葉を耳にすることが多い。
まぁ、年金は実際に問題あるから良いとして、格差って本当に問題かね。
「格差をなくせ」って言ったって、そんな社会ってあり得るんだろうか。
それって、社会主義じゃないの?
99パーセントの国民が明日の食料に困っているのに、1パーセントの金持ちが、国の富の大半を持っている、なんてのはもちろんダメだよ。
でも、われわれ日本人は食うに困っている?
そりゃ、中にはそんな人もいるだろうし、それ自体は早急に解決しなければならない大問題だけれど、自分のことを負け組と思っている人の大多数は、明日の食事に困っているなんてことはないでしょ。
僕の考えだと、底辺にいる人たちがキチンと明日の食べ物にありつくことができるのであれば、天文学的な金持ちがいるのは全然問題がない。
問題は格差をなくすことではなくて、のし上がれる機会を勝ち組・負け組に関わらず、平等に与えられるようにしなければならないということ。
人生、勝ったら勝ちっぱなし、負けたら負けっぱなしではなく、勝ちも負けもあり、でもみんなよい生活を目指してがんばっていきましょう、ってのが大事。
もっとも、価値観ってのは多様だから、金持ち=勝ち、ってだけじゃない。別に金持ちではなくても幸せな人はいっぱいいるわけで、人それぞれがそれぞれの価値観に従って、いつまでも懸命に生きられる社会ってのを目指さないと。
懸命に生きるのが嫌で、ホームレス生活が幸せっていうんなら、それはそれでいいでしょ。
でも、その人の考えが変わったときに、キチンとホームレス生活から抜け出せるチャンスのある社会が理想。


「なくせ、格差」なんてスローガンは愚の骨頂。
格差のない平等な社会になったら、僕は働かずに補助金で遊んで暮らしますわ。つつましくね。
がんばってんも金持ちになれないんでしょうから。

無學童子
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