無責任
「おやすみなさい、柏崎刈羽原発」 坂本龍一さんら、廃炉求めネット署名運動
坂本龍一さんの任意団体「Artists’Power」が、柏崎刈羽原発の廃炉を求めるネット署名運動を始めた。
2007年09月07日 20時15分 更新
坂本龍一さんを中心にミュージシャンらが所属する任意団体「Artists’Power」はこのほど、新潟県中越沖地震でトラブルが相次いだ柏崎刈羽原発の廃炉を求めるネット署名運動を始めた。
署名サイトは「Unplug Kashiwazaki-Kariwa/おやすみなさい、柏崎刈羽原発」。同原発の周辺に活断層があり、再び大きな地震が怒れば重大な事故を起こしかねないと指摘。「不安を無視して再稼働すれば、不安の連鎖を引き起こし、社会に必要な信頼を失わせるのでは」として廃炉を求めている。
賛同者リストにはSUGIZOさんや大貫妙子さん、テイ・トウワさんらミュージシャンのほか、作家の村上龍さんなども名を連ねている。
無責任だよ、こんな署名活動は。
東電も無責任かもしれないけどさ。
活断層は新潟だけではなく、日本中にある。
こんな要求が罷り通るなら、日本国内にある原子炉55基を全て廃炉にしないといけなくなる。
その費用は、2兆9千億円だよ。
君らが勝手に負担してくれ。
柏崎の話に限定したとしても、廃炉には600億円ほどかかるし、施設の解体までの期間は数十年。
柏崎分の電力をまかなうだけの施設は新たに建設しなければならず、早い話、柏崎がなくなったら別の場所に1箇所の原子力発電所ができるか、数十箇所の火力発電所ができないと、計算が合わない。
電気の節約を目指すとしても、オイルショック以降、日本はエネルギーの消費を限界まで押さえ込んでおり、これ以上の削減はほとんど見込めない。
それは、京都議定書に定めた目標値を、どうやら履行できなさそうな点からもわかる。
エネルギーの安定供給ができなくなると、経済に打撃を与え、深刻な社会不安を起こすだろう。
環境問題を訴える人は、それが絶対の正義だと信じているであろうが、社会不安を起こさないようにエネルギーの安定供給に努めるのも、正義なのだ。
行政と電力会社は、こういった輩に付け入る隙を与えないように、不手際なくしっかりとやってもらいたい。