自由
君が代:不起立で懲戒は「違法」…都立校67教員が提訴
卒業式や入学式の君が代斉唱時に起立しなかったことなどを理由に懲戒処分を受けたのは違法として、東京都立学校の教員67人が21日、都を相手に処分取り消しと1人当たり55万円の賠償を求めて東京地裁に提訴した。教職員173人が2月、同様の訴訟を起こしており、原告は延べ240人となった。
今回の第2次提訴の原告は、05、06年の卒業式や入学式で君が代斉唱時に起立しなかったり、ピアノ伴奏を拒んだため、都教委から停職や減給、戒告の懲戒処分を受けた。【北村和巳】
毎日新聞 2007年9月21日 23時20分
個人的には、こういう人たちが処分になるのは当然と思う。
公立学校は、教員の個人的な思想や心情を開陳するべき場ではない。
学習指導要領に従って、国家及び学校の運営主体である自治体の方針通りに、教育は行われなければならないからだ。
われわれには思想信条の自由があるが、それと同時に職業選択の自由もある。
法にのっとった教育方針に従えないなら、就職先として公立学校を選ぶべきではない。私学で良いじゃないか。
もっとも、その私学も「建学の精神」なんてのを教員に強制することはまず間違いないが。
うちの会社で「「接客八大用語」は私の信条に反するから朝の唱和できません」なんていおうものなら、干されるだろうし、会社にいられなくなるだろうな。