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大阪府知事選:タレントで弁護士の橋下徹氏が初当選
大阪府知事選は27日投開票され、無所属新人のタレントで弁護士、橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府本部支持=が、元大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新党推薦▽弁護士、梅田章二氏(57)=共産推薦=ら4人を大差で破り、初当選した。全国最年少の知事となる橋下氏は、若さと抜群の知名度で、大阪の再生に挑む。国政の与野党3極の対決となった府知事選で、与党が推した橋下氏の完勝は、年内に予想される衆院選にも影響しそうだ。
橋下氏は当選後、「必要なものはやっていく。無駄な部分は省く。府民の声としてやり抜かなければならない」と述べた。
3選を目指した太田房江知事が「政治とカネ」問題で出馬を断念。1979年以来続いた共産対非共産の構図が崩れ、33年ぶりに国政の与野党3極が対決する構図になった。特に民主は「衆院選の前哨戦」と位置づけ、小沢一郎代表や鳩山由紀夫幹事長らが度々応援に入り、昨年11月の大阪市長選に続く民主推薦候補の連勝を狙ったが、かなわなかった。
橋下氏は、47年の知事公選制後では歴代3番目に若い知事で、30代の知事誕生は57年ぶり。現職の最年少知事は、高知県の尾崎正直知事(40)だった。また大阪府知事では、横山ノック氏に次ぐタレント出身者となる。「エネルギーと爆発力で大阪を変える」と繰り返す巧みな演説で、支持を広げた。
昨年12月の立候補の表明にあたり、「2万%ない」と事前に否定しながら一転して出馬した経緯が反発を生んだ。さらに、核武装の提唱など過去のテレビ番組や著書で表した意見も問題視された。
自民、公明は府レベルの推薦・支持にとどめた。一方で、自民は古賀誠選対委員長ら幹部が大阪入りし、水面下で関西財界に働きかけるなど党推薦と同等の態勢で支援した。
争点となった関西経済の浮揚策や全国最悪の水準にある府財政の再建で、指導力が問われる。公約に掲げた出産・育児支援対策も注目される。
熊谷氏は知名度不足のうえに太田知事との政策の類似点が目立ち、無党派層を取り込めなかった。梅田氏は大型事業の見直しなどを訴えたが、及ばなかった。【石川隆宣】
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毎日新聞 2008年1月27日 20時07分 (最終更新時間 1月27日 22時47分)
それほどの実力があるとは思えないんだよなぁ。
テレビで見る限り、人間的な部分が信用できん。
タレントと見るか若手弁護士と見るかで印象も違うんだけど、軽はずみなことをしそうな雰囲気はある。
政治に失敗は許されないのだよ。
やらせて見なきゃわからないわけで、そういう意味ではがんばって欲しい。
大阪府が財政再建団体に落ちるのかどうかはわからないけど、なんだか終わりが始まった気がする。