はっさく

毎月初めの日を「朔日(さくじつ)」という。
三十日は「晦日(みそか)」。転じて、月末が晦日となる。だから一年の最後の晦日は大晦日という。
旧暦の八月一日は、八月朔日、略して八朔(はっさく)。このころ早稲の穂がなるので、その初穂を親しい人や尊敬する人に贈る週間があったらしい。また、徳川家康が天正十八年八月一日に江戸城に入城したことから、幕府では正月に次ぐ祝日だったとか。
ま、とにかく八月一日はオメデタイ日なのである。
旧暦新暦の違いはあるけれど、子供のころの私にとっても八朔はなんだかうれしい日だった。夏休みに入った直後はなんだか色々とあって、結構忙しかったのだけれど、八月一日には一段落ついて、本格的に夏休み気分になった。なんだか無限とも思える、楽しい気分になったことを覚えている。
社会人となった今でも、八月はなんとなくウキウキする。長かった鬱陶しい梅雨も終わって、本格的に夏気分。
そして盆休みも間近だ。
2006年8月1日のエントリーより

毎年本格的な夏の始まりを感じるのが8月1日だ。
そして9月にはいると夏の終わりの始まりの切なさを感じる。
暑い日が続いて嫌だが、それでも冬より夏が好きなのだ。

無學童子
未分類

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です