身を守るということ
夏休みは海や山の事故が多い。
事故にあわないためにもっとも大事なことは、危険に近づかないことである。
そうはいっても川遊びはしたいだろうし、山にも登りたいというのが人間だ。
だったら、きちんとした知識と準備が必要だ。
天候の変化にも敏感にならなくてはならない。
少しでも「おかしいな」と感じたら、撤収する勇気も大事である。
今日は防災の日。
いろいろなところで防災訓練があっただろう。
にもかかわらず、国民の防災意識は低いようだ。
地震の備え、半数が「何もしていない」=明治安田生命調査
震災対策を何もしていない人は48.7%に上り、家族との連絡手段などを決めていない人も8割を超えることが、明治安田生命保険が28日発表したアンケート調査結果で分かった。「将来、大地震が発生する」と考える人は93.1%に達したものの、具体的な備えには結び付いていないのが実態のようだ。
地域別に見ると、「何もしていない」という回答は北海道が最多で65.7%。甲信越・北陸、近畿、中国、九州・沖縄も過半数を占めた。東海は最も少なく、34.2%にとどまった。
「震災対策をしている」との回答の中では「防災グッズの準備」「家具の固定」「避難場所の確認」などが多かった。(2008/08/28-16:50)
近年だけでも新潟の大地震が二回もあり、大きな被害が出たことはテレビなどで知っているはずなのに、である。
「将来、大地震が発生する」と分っているのに、それなりの備えをしないのはなぜなんだろう。
少なくとも僕は地震なんかで死にたくないし、生き残っても食料なんかで困るのは嫌だ。
だから出きる限りの準備は準備はしているつもり。
蒐書家だけど、本音としては本棚につぶされて死ぬのは本望じゃないのだ。