食の安全

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食料品:「外国産より国産品を購入」が89% 内閣府調査

 内閣府は15日、「食料・農業・農村の役割に関する世論調査」の結果を発表した。食料品を購入する際に国産品と外国産のどちらを選ぶかという質問に対し、国産品との回答が同様の質問をした00年調査比7.1ポイント増の89.0%に上った。

 国産品を選択する理由(複数回答)は「安全性」が最も多い9割弱に達しており、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件などを受け、輸入食品への不安が大きくなっていることがうかがえた。

 「とくにこだわらない」は10.1%(00年調査比6.4ポイント減)、輸入品は0.5%(同0.1ポイント増)だった。

 調査は全国の成人男女5000人を対象に個別面接方式で9月に実施、3144人から回答を得た。回収率62.9%。同種の調査は87年に始め、今回が7回目となる。

 将来の食料輸入に関する質問では、93.4%が「不安がある」と回答。理由(複数回答)は「国際情勢の変化で輸入が減ったり止まる可能性がある」が55.8%で最も多く、国際的な穀物や原油の高騰が国内の食品の値上げにはねかえった最近の事情を反映した結果となった。【木下訓明】

はなはだ疑問なのは、国産だと何故安全と言えるのか、ということである。
輸入食品について言えば、全てではないものの検疫が行われている。
しかしながら国産品については、ほとんどチェックされないまま市場に出ている。

事故米・ウナギ・地鶏・赤福・白い恋人の偽装も国内の業者である。
BSEも発生したし、規制値以上の薬品が検出された井戸も国内のものである。

単刀直入に言えば、国産であろうと輸入であろうと、危険は等しくあると言うことである。

食の安全を追求するのであれば、「国産を選ぶ」などという単純なことでは意味がない。
それだって偽装されているかも知れないのだ。

本質的には、自分の目・耳・鼻、そして舌をもっと活用するべきではなかろうか。
少しでも危険だと思ったら、食べない勇気が必要だ。
現代人は、そういう人間としての動物的カンが鈍っているのだろう。

*写真はイメージです。本文とは一切関係ありません。

無學童子
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