ワトスン先生
ワトスン先生がクイズ番組に出るそうだ(笑)
米国 IBM は2009年4月27日(現地時間)、人気長寿クイズ番組「Jeopardy!」で人間と競い合える先端コンピューターシステムの詳細を発表した。
このコンピュータシステムは「Watson」というコードネームで呼ばれている質問応答(QA) システムで、IBM の研究者が2年近く取り組んでいるもの。Jeopardy! の複雑な質問を理解し、十分な速度で正確な回答ができるそうだ。
Jeopardy! の関係者も、人間とコンピュータが対抗する番組の製作計画について発表している。
Watson には超並列解析能力があり、クイズ番組に出場する人間同様インターネットへは接続されず、また外部からの支援も受けられない、とのことだ。
IBM では Watson を開発する目的として、膨大なデータから必要な情報を見つける先端的能力の開発と、BI、分析、情報管理の未来を探究することにある、としている。
コードネームは”Holmes”にした方が、答えをより的確に推理してくれそうな気もするけどね。
そういえば、Windowsには「ワトソン博士」というツールが収録されていたっけ。
コンピュータ業界はワトスン先生が大好きなようだ。