外付
先日初めて外付け用のHDDケースを買ったが、買ってみると便利だと思う反面、それなりに反省点があった。
どんな製品でもそうだが、買ってみて初めてその種の商品の善し悪しがわかる。
デジカメを買って初めてデジカメの善し悪しがわかったし、HDDレコーダを買って初めてその使い勝手の違いがわかった。
だから、今まで最初に買った製品に満足することなんかなかった。
最初は2,000円以下のケースにしておいて良かった。
これが次に選ぶ製品の指標になるのだ。
これの一番の欠点は、USB2.0専用だということ。
eSATAの方が転送速度が速いのだ。
だから、必須条件をeSATA対応とする。
次の欠点は、ドライブの交換が容易でないということ。
一度固定したら、二度と外さないくらいの仕様である。
容易に交換できれば、手元に数本ある100GB以上のHDDが活用できる。
裸族のお立ち台シリーズも考えたが、HDDが剥き出しというのは抵抗がある。
ケースに入っていた方が見栄えも良いし、入れっぱなしにすれば外付けHDDに見える。
それで決めたのがこれだ。
先ほど挙げた条件は満たしているし、見た目もそれなりに格好良い。
なかなかの優れもので、eSATAのほかにUSB2.0も使える。
USB接続の場合、PCと連動した電源の自動ON/OFFに対応する。
ということは、大きなデータのやりとりの時だけeSATAで接続し、普段はUSBで接続していれば、電源の操作がいらないということになる。
HDDの出し入れは思ったより容易。
欠点はファンの音が微妙にうるさいことだが、USB接続で省電力モードに入ってしまえば消える。
GoodSyncとAcronis True Image 10 Homeという高性能なバックアップソフトが2本もあることだし、バックアップ体制はなおいっそう強固なものになった。
しかも、500GBラスのHDDが無駄にごろごろしているので、月単位のバックアップもできるな。