琥珀色
マイミク氏のお誘いにより、日曜日は静岡県伊豆の国市韮山へ。
実は近代史跡見学ではなく、ビール工場見学。
近代史専攻の人間としてはあるまじき暴挙。
これは洗足にあるパンゲアというお店主催の、バスツアーなのだ。
あいにくの天気の中、初っぱなから若干遅刻するという大迷惑をかけつつ、貸し切りバスで一路韮山、「反射炉ビヤ」(蔵屋鳴沢)へ。
工場の中は比較的簡素なもの。
醸造士の渡辺さんの案内は、ビールに対する並々ならぬ愛情が感じられた。
こんな人の造るビールはうまいに決まっている。
原料を投入してから製品として完成するまで、およそ1ヶ月、ものによっては3ヶ月かかるという。
伝統的な酒ほどではないが、酒造りとは手間と時間がかかるものということか。
近代産業の象徴といえるビールでさえ、これだけ時間がかかるのか。
こちらのレストランで、焼き肉とビールで盛り上がった後、ビールの瓶詰め体験。
私の下手な手書きラベルを貼った瓶にビールを詰め、栓でふたをする。
たったこれだけだが、滅多にない体験で感激。
ついさっき飲んでしまった。
うまかった。
韮山を後にして、御殿場へ向かう。
バスに乗って順調な移動。
移動は順調だったのだが、私を含め数名の体調に異常が(笑)
御殿場到着するのが5分遅かったら漏らしていたかも!
御殿場高原ビールの工場見学まで時間があったので、それまでの自由時間中にソフトクリームを食べた。
ビールソフトクリームというなんかすごくやばそうなものだったが、ビールの味はしなかったと思う。
後味に酵母な感じがしないでもなかったが。
こちらも反射炉ビールと同様に工場見学。
ただ、さすがに地ビール日本一というだけあって、工場の規模は全く違う。
とはいっても同じ地ビール。
多少規模が大きいだけで、かかる手間は変わらない模様。
ここでも食事とビール飲み放題。
いやぁ、ビール三昧だ。
韮山でおいしかったのはレインボーという、7種類のホップを混ぜたもの。
配合具合が絶妙で、大変飲みやすい。
御殿場でおいしかったのはヴァイツェンボック。
理由はよくわからないのだが、ヴァイツェンよりコクがあっておいしかった。
しこたま飲んでバスの中でグウグウ寝ながら帰郷、さあついたかと思いきやまだ足柄サービスエリア。
聞けば、事故渋滞にはまっていたという。
寝てて知らないのは幸いだった。
パンゲアのご主人、マイミク&マイミクつながりのお二人と、参加者の皆様、大変楽しかったです。
どうもありがとうございました。
蔵屋鳴沢(反射炉ビール)
御殿場高原ビール
パンゲア
写真をかなり撮っていたにもかかわらず、ここに掲載しないのは何となく大人の事情を警戒してのこと。
やっぱり、工場の中の写真はまずいかな、と。