eneloop計画
電池をなかなか捨てることができないという事情により、数年前からeneloopを愛用している。
別に環境保護推進派ということではない。
エコなんて言葉はまやかしで、好きではない。
僕が重視するのは面倒くさくないことと、経済的な効果だ。
本来なら充電池は充電しなければならないから面倒なのだが、電池を捨てる面倒くささのの方が上回る結果となった。
その上、格安乾電池を使ったとしても、充電池の方が圧倒的に安いから、充電池に切り替えることにしたのだ。
切り替えのもう一つの要因は、充電池の性能が上がったことだ。
ほとんど放電をしなくなったことがものすごく大きい。
電池が切れた機器をすぐに使いたければ、乾電池はある程度ストックしておかないといけない。
でも昔の充電池の場合、放電してしまうためストックができなかった。
だから、数時間で何本も使うような、電池の消耗の激しい機器にしか使えなかった。
数年前から乾電池を順次eneloopにしてきたが、今僕の家には、何本のeneloopがあるのだろうか。
40本くらいあると思うのだが、機器の中で活躍中のためよくわからない。
単三の予備は4本ある。
でも4本使う機器があるから、運用としてはギリギリだ。
電池使用機器が今後も増加することを見越してある程度ストックを増やしたいのだが、ここがやや悩みどころ。
乾電池なら買いすぎてもいずれ消費していくが、充電池はかなり長持ちなので、買ったらその本数分だけ手元に長期間にわたって残り続けることになる。
大量のストックを持つのは効率が悪くなるのだが、本数が多いパックの方が単価が安い。
もう一つの悩みどころは単一と単二の電池だ。
目覚まし時計など、未だに単一と単二を使う機器はある。
だがeneloopは当初単三と単四しか無く、単三充電池にスペーサーという枠をはめて単二と単一のサイズにして代用していたのだ。
容量が少ないのは我慢できるのだが、スペーサーと電池の固定がしっかりできないから、機器に出し入れする際に引っかかったりして、電池が傷つきそうになるのだ。
最近、単一と単二のeneloopが出たのだが、これを使うためには当然対応した充電器が必要になる。
ユニバーサル充電器はそれなりのお値段がするし、単一と単二の充電池も単三や単四とは比較にならないくらい高い。
我慢し続けるか、費用をかけて導入するか考えどころである。
単一と単二を使う機器は多くないし、費用対効果を考えれば、現状維持が望ましいのかな。
eneloop費用試算
FDK製の単三形マンガン電池R6PSCは1本あたり30円
新型eneloopの単三形、HR-3UTGA-4BPは1本あたり370円
新型eneloopは1500回充電可能なので、単三乾電池を1500本用意するときの費用は
30円×1500本=45,000円
新型eneloopは1回の費用が2.5円なので、1,500回使用する際の費用は
370円(初期費用)+(2.5円(1回の費用)×1,500回)=4,120円
その差額は40,880円。
充電器費用が4,000円としても、36,880円の差額が出る。
というわけでeneloopの圧倒的勝利。