普天間基地移設問題
鳩山さん、普天間基地移設問題がきっかけで退陣するかも?
本来基地問題なんて、国民生活の直結しないから政局になんかなるはずはない。
なのに、鳩山首相は自分の発言で墓穴を掘っている。
そもそもこの問題に直接関わってくるのは、日本の人口でも0.01%にも満たない。
残酷な言い方だが、ほとんどの国民には関係のないことなのだ。
もちろん、沖縄県民の方々にとっては大事な問題だから、大きく取り上げるべきことではあるが、これ以外にも問題が山積する中で、政権の命運をかけるべきことなのであろうか。
マスコミの報道にも腹が立つ。
普天間基地の海兵隊が担っている役割について、なぜ報道しないのか。
単純な人は、そこにある米軍の兵力を、「有事の抑止力」と思っているかもしれない。
つまり「日本を守ってくれている」と。
ま、そこまではよいとしても、本当に普天間にいる海兵隊は抑止力になっているのか、なぜ検証しないのか。
そこにいるのは海軍でも空軍でもなく、海兵隊なのだ。
それは日本にとって役立つ兵力なのだろうか。
基地の問題については、もっと本質的なことまで議論しなければ解決にはならない。
つまり、日本の防衛をどうするか、ということだ。
米軍を追い出して憲法改正して国軍を創設するという話だって、あって良いじゃないか。
だいたい、日本の国内にある米軍基地の件で、なぜアメリカに大きな顔をされなければならないのか。
交渉の主導権は、一方的に日本にあるのだ。
なぜ遠慮する必要がある?
世論を背景に「海兵隊はいらない」とアメリカに突きつけることだってできる。
沖縄に海兵隊を置くのは米軍の世界戦略の一環であって、日本にはあまり関係のないこと。
この件で一番困るのはアメリカなのだから、うまく交渉すればもっと条件が引き出せるはず、と思うのだが。