光化学スモッグ
休日にのんびり家で休んでいると、蕨市防災無線の音が聞こえる。
どこかの年寄りがいなくなったとか、子供が迷子とか、いろいろな放送が流れてくる。
昨日はテレビの設置で家にいたのだが、光化学スモッグ注意報の知らせだった。
ここのところ休みのたびに聞く。
今時光化学スモッグ?、と思ったものだが、90年代以降増え続けているらしい。
大気汚染物質の窒素酸化物と炭化水素が紫外線によって化学変化を起こし発生する「光化学オキシダント」という物質が悪さをするらしい。
大気汚染は厳しい規制により僕が子供の頃より大幅に減ったにもかかわらず、再び光化学スモッグが発生しているのは、中国大陸からの越境汚染の影響らしい。
この件といい黄砂の被害といい、地球は一つだな、と感じさせる。
日本も高度経済成長の過程で公害物質をさんざん出してきたわけで、あまり中国にものがいえる立場でもないが、先輩として同じ轍は踏んで欲しくないものである。