さよなら、船の科学館
9月末をもってほぼ閉館状態となるというので、土曜日に「船の科学館」に行ってきた。
小学生の頃以来だ。
ただ悲しいかな、船にあまり興味がなかったために、交通博物館の閉館の時のような感慨はなかった。
事実、改めて展示をじっくり見たが、残念ながまったく記憶になかった。
羊蹄丸はというと、船体そのものは貴重かもしれないが、中の展示は、厳しい言い方かもしれないけれどくだらないの一言に尽きる。
羊蹄丸の歴史が学べるわけでもなく、青函航路の歴史が学べるわけでもない。
正直言ってがっかり。
昔乗った摩周丸の思い出がよみがえると思っていたのに。
それにしても竣工40年に満たない建物で、老朽化が激しいという理由で閉館というのはいかがなものか。塩害が激しいのはわかるけれども、百年以上建物を使い続けている博物館もあるし、宗谷よりはるかに若い建物なのに。