靖國神社
昨年、一昨年は出勤日だったので朝に行ったが、今年は所用の関係で正午頃到着。
参拝まで一時間かかってしまった。
二年続けて麦茶を飲めなかったが、今年は無事に頂く。
終戦の日にあわせて、周辺ではきな臭い話ばかり。
韓国大統領は愚かにも竹島に上陸した上、天皇陛下について礼を大きく失する発言をした。
またオリンピックのサッカーでも韓国人選手が愚かなことをしてオリンピック憲章を汚した。
また中華人民共和国の愚か者は、尖閣諸島に強行上陸して沖縄県警に逮捕された。
いずれも極めて不愉快なことだ。
特に韓国大統領のリ・アキヒロの行った所行は、万死に値すると言っても良い。
彼は政治家として日韓の友好関係の重要性を認識しながら、支持率を上げるためという利己的な目的で領土問題を利用した上、天皇陛下に対して無礼な要求をしたからだ。
サッカー選手と尖閣の件は偶発的出来事だが、彼が行ったことは確信犯なのだ。
韓国も中国も複雑な国内事情を抱えている以上、自国民のナショナリズムに配慮する姿勢というのは容認は出来ないが理解はできる。
だからこそ外交戦術で微妙な駆け引きをして、どの国も一応の納得を出来るような「落としどころ」にきちんと落とす。
たとえば尖閣問題では長い間、不法に領海侵犯してきた中国人を「追い返す」という手段を暗黙の了解で用いてきた。
逮捕して日本の裁判にかけてしまえば有罪は間違いなく、中国人のナショナリズムに火をつける結果になり中国当局すらこれを押さえ込むことは難しくなってしまう。
日本が実効支配している以上、日本が騒ぎを起こして国際問題化すれば台湾まで巻き込んで面倒なことになるだけだ。
竹島問題も同じことだ。
韓国側は実効支配している以上、国際的に広くこの問題が知れ渡ることは面倒なだけだろう。
日本側からいかなるアクションがあっても、冷静にかわしてしまえば良いだけの話だ。
そうであるにもかかわらず、韓国大統領自身が保身のために竹島を利用してしまった。
これによって損をするのは、実際には韓国国民なのではないだろうか。
日本政府にとって本音は現状維持で問題ないが、日本国民の世論が盛り上がってしまったら何らかの行動を起こさざるをえなくなってしまう。
リ・アキヒロは最悪のタイミングで最悪のカードを切ってしまったように思える。
この問題はもちろん韓国大統領が悪いが、一番悪いのは日本の外交戦略の欠如だ。
民主党が政権を担当してからおかしな外交をしていたために、周辺諸国に対して誤ったシグナルを送っていたように思える。
アメリカを怒らせ、ロシア・中国・韓国にはなめられるという惨状だ。
早く正常化して欲しい。
「近いうちに」あるであろう選挙では、そういった点も踏まえて投票行動を起こしたいと思う。