情報発信力

別に津田大介氏が大好きというわけではないんだけれど、たまたま興味のある分野の情報を集めていると、なぜかやたらと登場してくるので氏のメールマガジンの購読をはじめた。

個々の記事の感想は書いても仕方ないけど、全般としてはなかなか面白い。
これを読むことによって、「ああ、こう言うものの見方があったんだ」と思える。
彼の取材と考え方に触れることによって、「なるほど」とか「いや、それは違うんじゃ」とか考えるきっかけになる。
アクが強いといえば強いので、嫌いな人もいるだろうけど。
メルマガ(新書一冊分くらいある。。。)はめんどくせーやって人は彼が出ているテレビをまず見てみればと思う。
決して押しつけがましくないし、論理がしっかりしているので分かり易い。
ところで、この津田マガの73号のQ&Aコーナーで学生さんが「どうしたらメディアプロデューサーになれるか」という質問をしていて、津田氏はその回答で「まずは発信すること」といった回答をしていた。
その具体例の中で、「ブログを毎日更新する」と言うのがあった。
ブログなんて一週間もすれば書くことがなくなる。書き続けるためには相当な量のインプットが必要だと。
なんか思い当たるな。
実はこのブログ、2011年の初め頃までの数年間、毎日更新してた。
実際に毎日書いていたわけじゃなくて、週末にまとめて書いて自動で投稿してたりとかしたのだ。
「良くこれだけ書くことがあるな」と思うのだけど、実際には書くことがあったわけじゃなくて、書くことを毎日作り出してたんだよね。
普段の生活の中で、自分が見聞きしたこと、考えたことを文章化していたわけだ。
文章にするというのはなかなか難しくて、頭の中を相当整理しなくちゃいけない。
その過程で、漠然としていた考えがとりあえずまとまっていく。
一種の思考トレーニングな訳だ。
ブログを書くためにわざわざインプットを増やすようなことはしていなかったけど、インプットされているのに何ら生かされることなく忘れてしまうようなことを、あえて生かして自分の糧にしていたと言うことだ。本当に糧になったかどうかはともかくとして。。。
ツイッターの140字で色々とつぶやくことも面白いんだけど、やはりまとまった文量に自分の考えを書き出してみるというのも、ボケ防止には良いのかな。
そんなわけで毎日とは言わないけど、可能な限りの高頻度で駄文を垂れ流して参りますのでよろしくお願いします。
政治的に新保守なにおいがおそらくプンプンすると思いますが、あきれずに付き合って頂けると嬉しいです。
無學童子
私事

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