靖國神社
暑くなりそうだったので、早めに行ったが正解だった。
この暑さだと参道で倒れてしまいそうだ。
南朝鮮の国会議員が靖國神社で抗議の声明を発表するという事で一騒ぎ起きると密かに楽しみにしていたのだが、残念ながら手前500メートルで逃げ帰ったようだ。
八時頃に神社の外で右翼がマイクで朝鮮人を口汚くののしっていたのを聞いたのだが、おそらくそれだったのだろう。
ここで何かあれば日本側の責任にもなってしまうので、まあ良しとしよう。
朴槿恵大統領など南朝鮮の要人は「日本は歴史を直視せよ」等と言っているが、残念ながら直視できていないのは彼らの方だ。
日本近代史専攻であった私が恩師から「韓国の学者は結論ありきだった」と聞いた事がある。
彼らの主張は政治的に決まっていて、いかなる証拠があろうとも彼らが主張する「歴史的事実」を訂正しようとしなかったとのこと。
もちろん良心的な学者も大勢いるのだが、彼らは母国で主流になれず下手をすると「親日」というレッテルを貼られかねないのだ。
歴史認識以外も問題がある。
顕著なのが法や道理を尊重していないという事だ。
請求権の問題については日韓基本条約で最終的に解決済みなのにことあるごとに蒸し返してきている。
これは韓国国民が納得していなくとも、当時の正統な政府が批准している今でも有効な条約である。
従って、後から何が出てきても既に請求権は消失しているのだ。
日本企業に対する請求権も消失しているし日本での裁判の判決も確定しているのに、南朝鮮の裁判所は賠償責任を認める判決を出してしまった。
また親日法という問題だらけの法律もある。法の不遡及の原則に反するためおそらく憲法に違反していると思われるが、未だに違憲判断は下されていない。
「反日」の為なら法も条約も歴史的事実もねじ曲げて問題ないというのが彼らなのだ。
日本に植民地支配をされたということが彼らにとって非常に不愉快な歴史であるというのは十分に理解できる。
しかしながらそれを政治的に利用したり、そのために事実や法を曲げてしまうという事は彼らにとっても良い結果をもたらさない。
近年の世界的な韓流ブームや南朝鮮の企業の世界進出を見れば、彼らが文化発信力や経済力をつけ、日本に肩を並べたりしのぐ部分が多く出てきている事は疑いない。
そうであるにもかかわらず、自分たちに都合の良い歴史しか見ず法も曲げてしまうようでは、国際的に信用されずいざというときに誰も助けてくれなくなってしまうし、これ以上の発展の足かせになりかねない。
今のままの稚拙な状況では、南北朝鮮の統一など夢のまた夢だろう。