クレジットカードが届いたら

クレジットカードは、たいていの場合郵便で届く。
「犯罪収益移転防止法(犯罪による収益の移転防止に関する法律)に基づき、金融機関は身元の確認を厳重にするようになった。
この為本人限定郵便で届くことが多くなった。

受け取ってまずはじめにやることは、カード台紙とカードのチェック。
記載事項に誤りがないかどうか見てみよう。
名前が間違っていたり、支払い口座の登録がされていなかったり、キャッシング利用枠の金額が思っていたものと違ったりする。

次にカードの会員規約を確認する。
どうせ読んでも訳がわからないだろうが、わからないなりに利用者に不利な項目を頭に入れておく必要はある。
逆に、利用者に有利な項目を見つけることも出来るから、面倒でもざっと目を通した方がよい。
たとえばカード決済で購入した商品について、見本やカタログなどと違う場合、支払い契約の解除が出来たりする。

カードの裏面に署名をする。
署名しない状態だと、本来一般の店舗では使えない。
署名しない状態で紛失し、不正に使われた場合カード会社に抗弁が出来ない。
逆に、署名さえしてあれば、本人以外の使用はカード会社に責任があることになる。

このほか、同封されている資料を確認すること。
特典の案内は特にちゃんと読むこと。意外と面白い特典がついていたりする。
映画が割引になったり旅行が割引になったり。
このほか、保険の案内が入っている場合もある。
カード特典として無料で加入できる保険が用意されている場合もある。

最後に行うことは、これらの資料をきちんと保管すること。
万一カードを紛失した場合、すぐにカード会社に連絡しなければならないが、台紙があればカード番号も連絡先も載っている。

無學童子
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