パナソニックと三洋
パナソニック、三洋買収で株過半数取得目指す
三洋電機を買収する方針を固めたパナソニック(旧松下電器産業)は来週にも、三井住友銀行など三洋の主要株主3社と交渉に入る。株式の過半を取得する方針で、取得数や価格などを協議する。三洋の主力事業の充電池や太陽電池を取り込み、AV(音響・映像)機器などに並ぶ収益の柱に据える考え。合意すれば、年間売上高が11兆円を超える国内最大の電機メーカーが誕生する。
電機業界では厳しい価格競争を背景に再編が加速している。今年10月には中堅の日本ビクターとケンウッドが経営統合。京セラが三洋電機の携帯電話事業を買収するなど事業単位の再編も進んできた。今回の買収が実現すれば、大手同士で初のM&A(合併・買収)となり、新たな再編の引き金になるのは必至だ。 (16:00)
我が業界をはじめ、メーカーの方も大きく変動していくと言うことか。
元々、三洋電機の創業者である井植歳男氏は松下幸之助氏と親戚関係にあり、松下電器産業(現・パナソニック)の創業に関わっている。
松下電工の工場を譲り受けての創業だから、同根の企業と言えなくもない。
であれば、それほど違和感も感じない。
家電メーカーも大変な時代になったものだ。