不景気
不景気の足音が聞こえる。
とはいえ、景気が良かったという実感もない。
数字上は景気が良かったかも知れないが、それは外需の影響が大きかったため。内需はボロボロである。
色々な意味で生活防衛をしなければならないが、せめてもの救いは私の所属するところが、そもそも不況で大きくなった会社だという点だ。
デパート業界が斜陽で縮小撤退した跡地に、巨大な店舗を展開していってでかくなったのだ。
さらに業界再編で、近々グループ売上高で業界2位まで浮上する。
ただし、これからの不況はそう簡単にはいかないだろう。
現在の家電業界のパイはもう拡大することはなく、限られていると見て良い。
限られたパイの食い合いでは、不毛な争いもあるだろう。
経済誌上などを賑わす「家電量販店再編」等という記事は、見ていて非常に楽しい。
これから悲惨な目に遭うかも知れないが、少なくとも日々の状況の変化がエキサイティングで楽しいことだけは間違いない。