セキュリティスタンプ3種を試してみた
個人情報の保護が叫ばれて久しい。
仕事上でも、自分の個人情報が流出することを極端に恐れている人が見受けられる。
クレジットカード情報が漏れたら一大事だが、それでも普通の人間の個人情報なんかすでにダダ漏れであり、現にそれに基づいてDMがたくさん送られてくる。
僕の個人情報なんかもきっとあっちこっちから漏れているだろう。
ま、カード番号が漏れたところで、こちらの管理さえ抜かりがなければ補償があるから問題ないし、それほど気にすべきことでもないだろうとは思う。
とはいえ、住所がそのまま出ている書類をそのままゴミとして捨てるのは抵抗がある。
シュレッダーはあるが、家庭用レベルだと少し厚みのある紙は厳しいし、何より細かく裁断されたシュレッダーダストの処分が面倒。
そこに、去年くらいからセキュリティスタンプなるものが出てきて、どうやらそれなりのヒットをしているらしい。
僕はこういった文具に目がないので、結果として3種類も買ってしまった。
今回は、その3種類を比較してみよう。
撮影が下手なのは僕の手抜きなのでご容赦を。
今回消去に使ったのは架空の住所と氏名である。
まず試してみたのはプラスのケシポンだ。
印面は13×42ミリで、模様はランダムなアルファベットである。
残念ながらこの大きさでは一般的な住所の印字を一度で消すことはできない。
横書きの名刺の住所が精一杯だろう。
普通に使う場合には何度かおす必要がありそうだ。
次に試したのはシャチハタのセキュアスタンプ。
印面は13×42ミリと24×71ミリの2種類あるが、13×42ミリはすでにケシポンがあるので大きい方を買った。模様はなんだかパンダの顔みたいなものである。
印面がそれなりに大きいので、一度で隠しきれる印刷物も結構あるんじゃないだろうか。
最後に試したのがコクヨのセキュリティローラースタンプ。
これは先の二種類のスタンプと違って、25ミリ幅のローラーである。
従って、消すべきものが横長なら延々と押すことができる。
模様は住所に使われそうなランダムな文字列。
幅が大きいためか、普通の封筒に使われる宛名程度なら一度で消せるんじゃないだろうか。
もう一つ10ミリ幅のものがあるが、これは用途が限られるように思う。
シャチハタのセキュアスタンプで後悔したのが模様である。
実はパンダのようなもののほかにもう一種類、住所に使われそうな文字列を使ったものがあったのだ。そっちにしておけば良かった。
消去能力は住所に使われそうなランダムな文字列を使用したコクヨのセキュリティローラースタンプが最も高い。
とはいえ、印刷物に重ねるだけなので、実際のところはどれもよく見れば見えてしまう。
使い勝手もローラータイプが一歩抜き出た感じ。ただ、慣れないとどこから印字されるのか感覚がつかみにくい。
シャチハタのセキュアスタンプの方が感覚としてはわかりやすいし手軽だと思う。
ケシポンは悪くないのだが、印面が小さすぎてほとんどの場合何度かおさなければならないだろう。
僕の選ぶベストバイはコクヨのセキュリティローラースタンプの25ミリ幅だ。
こういうのが一つあればそれなりに便利だと思うがいかがだろうか。
プラス 個人情報保護スタンプ ケシポン ブルー IS-100CM 37099
プラス 個人情報保護スタンプ ケシポン レッド IS-100CM 37100
プラス 個人情報保護スタンプ ケシポン ピンク IS-100CM PK
プラス 個人情報保護スタンプ ケシポン ターコイズブルー IS-100CM TB
シャチハタ セキュアスタンパー1342(記号)+マーカーセット
シャチハタ セキュアスタンパー2471(記号)+マーカーセット
シャチハタ セキュアスタンパー2471(住所)+マーカーセット