ぶらり川越
5月2日は、夫婦揃って無計画に川越にいってきた。
9時半ごろ家を出て京浜東北線で大宮へ。
大宮から埼京線で川越へ向かう。
知らなかったんだが、川越線って単線だったんだね。
埼京線と直通だから、てっきり複線だと思っていた。
ということで、大宮を出るといきなり田園風景が。
とおもったら、川越に着くと大宮も顔負けの市街地。
よくわからんね、埼玉は。
川越の駅についてさてどうしようかと思ったら、「小江戸巡回バス」なる案内所を発見。
とりあえずこれで回れば楽そうなので、1日フリー乗車券を購入。
バスに乗って最初に降りたのは中院。
まぁ、お庭がきれいですね、というところかな。
なぜか茶の伝来の碑があった。
中院をサクッと見たあと、歩いて向かったのは仙波東照宮。
日本三大東照宮のひとつ。
ここは喜多院の敷地の片隅にある。
喜多院をお参りしたあと、食べ物や探しで北の参道に出るも、ほとんど何もないに等しい。
表参道に回るも、ここはもっと何もない。
仕方ないので、バスに乗って次へ。
川越市立博物館に入ると、食事のできる喫茶店を併設していた。
気が進まなかったんだけど、ここで食事をすることに。
メニューを見てもたいしたものはなし。
とりあえず生姜焼丼を頼む。嫁さんは親子丼。
いやぁ、社員食堂のほうがマシです。
市立博物館そのものはよくできたほうかな。
観光予算で作っているのだろうからね、金はかかっている。
かといって、それほど面白い常設展示は無し。
博物館を出て、すぐそばにある川越城本丸御殿へ。
本丸御殿が残っている城って全国でもそんなにないよね。
本丸御殿を見た後三芳野神社を見てバス停へ。途中雨が降り出してくる。
バス停で時刻を見ると、次のバスまではやや時間がある。
待つのも嫌なので、かの有名な蔵の町並み方面へ歩いていくことにする。
札の辻を過ぎて少しのところに、菓子屋横丁への入り口がある。
ここに駄菓子屋があるけど、ここでものは買わないこと。
本当の菓子屋横丁は奥です。
横丁とはいっても、菓子屋が数件あるだけ。
でも人で賑わっている。
実はここにくるまで、人で賑わっているところはあまりなかった。
煎餅や羊羹などを買ったところで、疲れたので一休みしようということになり、たまたまバスの1日フリー乗車券を見せると割引になる店があったので入る。
メニューを見ると、軽食と甘味が中心で大それたものはないが、特色ある品揃えとなっていた。
博物館の喫茶店などではなく、ここで食べたかったよ。
結局抹茶とくずきりを頼んだ。
その後蔵の町並みを足早に過ぎて松本醤油商店へ。
実は博物館で、松本醤油の蔵が公開されていると聞いて急いできたのだ。
午後四時までらしいので。
でもそんな様子はなく、よくよく調べてみたら5月3日からだったと。。。
まぁいいさ、また次の機会で。
で、松本醤油のお店で漬物やら醤油やらを買い込む。
松本醤油のお店の隣に行くと、そこはガラス小物の店だった。
いろいろきれいな細工のものがありしばし見とれる。
ガラスに見とれつつ、何か雰囲気が、と思ってあたりを見渡す。
どう考えても古い民家だろと思ったところで、「指定文化財」の証書が掲げられているのが目に入る。
店の方に聞くと、築200年くらいだそうだ。
松本醤油商店の建物のようだ。
この店の方、川越に来て五六年だそうだが、フレンドリーでよい感じ。
ガラス工房でガラス細工の体験もできるそうなので、次回ぜひ参加してみたい。
その後蔵の町並みを散策しつつ、蔵造り資料館や時の鐘を見学。
本当にこの町並みは貴重だね。
惚れ惚れするよ。
ただ「江戸の町並み」というイメージが強いけど、ほとんどが明治期の建物なんだよね(笑)
そんな中、埼玉りそな銀行川越支店や川越商工会議所など、貴重な洋館も多くある。
いいところだねぇ。
今回は比較的大雑把にメジャーなところを回ったけれど、リサーチすれば明治期の建物などがもっとありそうな感じ。
今度は川越祭りの時期にでも行きたいと思う。