外資
Jパワー:英ファンドによる株買い増し拒否へ 経産省
英投資ファンド「ザ・チルドレンズ・インベストメント・マスターファンド」(TCI)が電力卸大手Jパワー(電源開発)株式の買い増しを国に申請している問題で、経済産業省は5日、買い増しを認めない方針を明らかにした。11日に開く関税・外国為替等審議会でTCIから買い増し目的などを聴取した上で、5月中旬までに最終判断する。
TCIは今年1月、Jパワーへの出資比率を9.9%から20%に高める意向を表明。国の安全などにかかわる電力会社などの株式については、外資が10%以上を単独で保有する場合、国の事前許可が必要なことから、国に株式追加取得のための審査を申し出ていた。
これに対し経産省は、TCIが発行済み株式の2割を保有した場合、電力の安定供給や安全保障面で支障が出る可能性があることから「国の秩序を乱す恐れがある」(幹部)と判断。株式買い増しの計画変更・中止を勧告する方針を固めた。甘利明経産相も4日の会見で「安全秩序に直接かかわることを審査せずに、あと何を審査するのか」と電力会社への外資規制は当然との見解を示していた。
ただ、政府がTCIによるJパワー株買い増しを拒否した場合、国内株式市場で大きな影響力を持つ外資から反発を招くのは必至。政府が進める対日投資促進政策とも矛盾するため、波紋を呼びそうだ。【坂本昌信】
毎日新聞 2008年4月5日 10時34分
アホ官僚め。
そんなことしたら、外資がどんどん逃げていくじゃないか。
「安全保障面で支障が出る可能性」なんてね、ほとんど無いです。
あえてそんなことをしようとすれば、自分たちが損失を被ることになるし。
あぶないと思ったら、自衛隊を派遣して接収しちゃえばいいんだよ。