老舗ののれん

船場吉兆新社長“ささやき女将”会見現れず
2008年01月17日08時15分
 食品偽装表示問題で休業中の高級料亭「船場吉兆」(大阪市)は16日、湯木正徳社長(74)の引責辞任、後任に妻でおかみの佐知子取締役(70)の新社長就任を発表した。また民事再生法の適用を大阪地裁に申し立て、負債額は約8億円。再出発の日にもかかわらず、会見場に現れなかった。
 再建計画の発表会見では佐知子氏が出席しない理由に質問が集中。代理人の弁護士は、昨年12月の謝罪会見で答えに詰まった長男の喜久郎取締役に横から「頭が真っ白になっていて」などと再三“ささやき女将”として助け舟を出す場面が繰り返し報道されたことを挙げ「(佐知子氏は)極度に緊張しており、遠慮させていただいた」と釈明した。
 また佐知子氏の社長就任について「批判があることは承知しているが、従業員に求心力があり従来の流れを知っている」と苦しい説明が続いた。
 佐知子氏は、「船場吉兆」の創業者で日本料理人で初めて文化功労者に選ばれた故・湯木貞一氏の三女。問題発覚後、社長に代わる“顔”として、労使交渉などに当たっていた。以前の会見で謝罪する一方で「父にしかられる。父に申し訳ない」と話し、「吉兆」ののれんにこだわりを見せた。
 創業家の影響力を保ちながら再生を目指す異例のケース。「創業家では何も変わらない」との批判もあり、信用回復の道は険しそうだ。

あのささやき会見を見ていると、黒幕はこのばあさんにしか見えないんだよ。
こういう会社ってイメージが大切。
あえて、イメージが悪化してしまうような選択をするところに、この会社の悪の根源があるよな。
創業一族は若いの一人を取締役に残して後は全員やめて、社長を外部から招くのがすっきりして良いんだよ。
そしてほとぼりが冷めたころに、大株主パワーで復帰すりゃいいんだ。
石屋製菓の創業家の決断が良い例だと思うよ。

無學童子
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