霜降り
赤身に脂注入「霜降り馬肉」=大手居酒屋チェーンに排除命令?公取委
12月14日18時30分配信 時事通信
馬の赤身肉に脂を注入し、「霜降り馬肉」と称して販売したのは、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は14日、居酒屋チェーンなど5社に再発防止を求める排除命令を出した。
命令の対象は居酒屋「白木屋」「月の宴」などを運営するモンテローザ(東京)、「村さ来」の村さ来本社(同)、「酔虎伝」や「八剣伝」のマルシェ(大阪市)。ほかに食肉製造販売のファンシー(東京)と業務用スーパーのトーホー(神戸市)も命令を受けた。
公取委によると、5社は2005年から今年にかけ、居酒屋のメニューやチラシで、馬のたてがみ脂を注入した馬肉を「霜降りとろ桜刺し」「国産霜降り馬刺し」などと記載し、天然の霜降り馬肉のように表示した。
居酒屋チェーンは、加工肉であることを認識していた。3社合わせて約1000店舗で、計約7億2000万円を売り上げた。また、ファンシーとトーホーの売り上げは計約8億7000万円だった。
居酒屋では1皿600円程度で販売していたが、馬産地の天然霜降り肉は2000?3000円するという。
近所の牛角で、「旨みカルビ(加工肉)」というメニューがあったので、興味本位で頼んでみた。
まぁ、僕はそれほど好きでもないかな。
で、店長に「加工肉ってなんですか」と聞いたら、丁寧に教えてくれた。
人工的に脂を注入したものなんだってね。
いろんな技術があるもんだ。
この牛角はちゃんと表示していたから何も問題はないけど、このニュースみたいに不当表示がまかり通るなんて、やっぱり食品業界は信用できないなぁ。