読書つれづれ1 本の保管について

 紀田順一郎著『読書の整理学』(朝日文庫)によると、本の保管は室温15?18℃、相対湿度60%前後が理想であるという。ただし、日本より湿度の少ない外国などの本なら、湿度はもう少し低めのほうがよかろう。なるべく光のあたらぬ場所に保管、もちろん直射日光があたるのは論外。ガラス戸のはまっている本棚は見映えはよいが、湿気がこもりやすく、光が入るので止めたほうがよい。更に言えば、壁に直接本棚をつけずに、少し離すと湿気がたまりにくい。
初出「探書手帳4」(1996/03)読書つれづれ1


補足
上記のほか留意事項は、
・積まないこと
 下の本に圧力がかかり、カバーがくっついてしまったり、変形したりする。
・本棚にきつく収納しないこと
 ギチギチにつめると、出し入れのたびに本が傷む。だからといってスカスカにして、本が倒れた状態というのも、変形の原因となる。
・虫干しすること
 年に一度、虫干しができればベスト。できない場合でも、年に一度はぱらぱらと開いてあげたい。
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無學童子
「読書つれづれ」

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