東京国際ブックフェア

予告どおり、東京国際ブックフェアの一般公開にいってきた。
即売のほうはたいした収穫はなかったけれども、見ているだけでなかなか楽しかった。
農文協なんかも、かなりのスペースをとっていて、食品や自然に関する展示を、本だけではなく実物で行っていた。
学研は、さすがに学研だけに、科学工作の実演や、完成模型の展示があって、楽しかった。特にリニアモーターカーの模型は、実際に乗れると合って、お子様方に大人気のようだった。
さすがに印刷会社や製本会社の展示は、興味が湧くわけもないのだけれど、裁断途中の本なんかが見れたりして、それはそれで面白かった。
興味深かったのはデジタル書籍関連で、シャープのXMDF技術なんかを利用したサービスやハードウェアが充実していた。
専用ハードウェアが普及するかどうかは疑問だけれど、既に携帯電話に実装されていて、ケータイコミックやケータイ小説のサービスが、若い世代では既に市民権を得つつあるようだ。
出版の世界の未来は、思っていたほど暗くはなさそうだ、と感じた今日一日でした。
もっとも、書店の未来は暗いだろうけどね。

無學童子
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