それでもボクはやってない
先週の土曜日、レイトショーで「それでもボクはやってない」見てきた。
痴漢冤罪の話なんだけれど、毎日満員の通勤電車に乗っている身として、あまりにも題材が身近で、そして内容が突拍子もなく、それでいてこれが日本の警察や司法の現実であるということに、恐怖を覚えた。
痴漢は、鉄道敷地内で捕まった場合、それが無実であったとしても、そして証拠がなかったとしても、かなりの確率でその罪を逃れられない。
実際にやってしまったんであれば、平謝りに謝って不起訴・示談で済んで、即釈放。
でも、やっていないからと否認し続けると、何ヶ月も勾留された挙句、一年にわたる裁判だ。
一歩間違えれば、僕はこの映画の主人公と同じ運命をたどってしまう。
あまりにも恐すぎる。
これはホラーだ。
映画としては平凡なので
☆☆☆★★
画像引用元 映画.com