百貨店離れ

ここ数年、百貨店についてはろくな話を聞かない。


地元の百貨店も2店舗閉鎖。
大井阪急はホテルに変わるし、丸井大井町店はヤマダ電機だ。

平日の昼間、百貨店は閑古鳥だが、ビックカメラ有楽町店は人がたくさんいる。
この違いは一体何なのだろう?

ある本によれば、男性はショッピングを楽しむ性別ではないらしい。
大体において、目的だけ果たしてとっとと帰ってしまうとか。
そんな男性の僕の意見など、あたっているかどうかはわからないけど。

僕のスペックは30代既婚男性子ども無し。
共働きで可処分所得は少しだけ高いが、最近百貨店で買い物をしたのがいつだったか思い出せない。

全く行かないわけではない。
小田急百貨店新宿店の文房具コーナーと書店にはよく行くし、古書市などのイベントにも顔を出す。
晩ご飯にレストラン街に行くこともある。

でもそれ以外の買いものとなると。。。。

その昔、百貨店にはその名の通り多くのものが置いてあった。
今は、その道の専門店が台頭してきたおかげで、百貨店からどんどん売り場が消えてしまった。

代表格が家電で、価格も品揃えも量販店に太刀打ちできない。
家具・スポーツ用品・楽器etc…
そうして百貨店に残ったのはブランド品と衣料品と食品だけのように見える。

でもブランド品はブランドが直接自社店舗の展開を始めたし、衣料品ではH&Mのような高価ではないものの流行に敏感な店舗が出てきている。

銀座の松屋などに入ると僕が感じるのは、「自分の居場所じゃない」という居心地の悪さだ。
なんと言っても、買いたい物や見たい物がない。

欲しい物があればネットや近所の店、あるいはその道の専門店に行くから百貨店に用はない。

東急ハンズになら一日いられるし、大きな書店を何時間もさまようのも大好きだ。
職業柄、休みの日に家電量販店には行きたくないが、そういった理由でなければおそらく数時間は滞在できるだろう。

僕の可処分所得が増えたとしても、おそらく今以上に百貨店に行くようにはならないと思う。
百貨店側が革命的に変わらなければ。

無學童子
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