ネズミ講
ネズミ講的犯罪はマルチまで含めれば後を絶たない。
そのからくりは普通に考えれば誰にでもわかることで、難しい話じゃない。
ただ、特殊な環境においてプロの手にかかるところっとだまされてしまう人が多い。
結局のところ無限に会員を増やすことはできないため、必ず破綻する。
先日、「消費は美徳」なんてかいたけれど、どこからもバッシングがなくてほっとしてる。
というか、誰も読んでいないのかもしれないが。
この記事で僕は「健全な」という言葉を使ってごまかしている。
それでは不健全な消費というのは何であろうか。
それは、持続不可能な消費だ。
そしてそれは現在の消費のことを示す。
現在の消費は、それこそネズミ講のようなものだ。
次々に資源を食い尽くし、最後の会員が馬鹿を見る。
この最後の会員とは、未来を担う世代のことだ。
将来に禍根を残すようなやり方ではとうてい美徳とはいえないだろう。
私が美徳とするのは、お金が回る消費のことだ。
決して資源を浪費する消費ではない。
持続可能な消費のことなのだ。