私のお気に入り
昨日、劇団四季版の「サウンド・オブ・ミュージック」を観てきた。
昨年までスイセイ版をやっていたがk結局こちらは観ずじまい。
舞台版はこれが初めてというわけだ。
で、事前勉強をしなかったので全然知らなかったのだが、これはALW版なんだね。
数曲カットされているらしいけど。
それにしてもロジャース&ハーマンスタインII世の曲はすばらしい。
映画版でやや疑問だった点も何となく理解できた。
歌が使われるシーンが少し違うんだね。
映画版より納得できるかもしれない。
修道院長が「すべての山に登れ」を歌ってマリアの後押しをするシーンがあるのだが、映画ではちょっと唐突だと思っていたんだよね。舞台版だと最初の方のシーンで「私のお気に入り」を院長が歌うシーンがあるから、唐突感が無くてスッキリ。
それにしても子供達のかわいいこと!
日本の舞台版でここまで子役を使ったのは初めてだそうだ。
子役が多いと苦労が多いだろうけど、これは素晴らしかった。
マリア役の井上智恵さんは透き通った声が素晴らしい。とても40には見えない。
圧巻は修道院役の秋山知子さん。「オペラ座の怪人」ではマダム・ジリー役で印象に残っていた。マリアに向けたまさしく渾身の歌声。
やっぱり舞台は良いな。
☆☆☆☆☆