昨日はiPhone4予約の行列、先月はiPad騒動。

並んでまでよく買うよなぁ。
しかも予約の行列だ。

僕が、製品そのものには惹かれつつも、それでもiPhoneやiPadを購入しないのには理由がある。
まず第一に、わが家ではソフトバンクモバイルの電波が入らないこと。
第二に、ソフトバンクが嫌いなこと。
第三に、管理されたアプライアンスに抵抗を感じること。

PCとインターネットが普及した原因は、それが誰の所有物でもなく、究極的に自由だったからに他ならない。
基幹部分のすべてをAppleが握っているハードウェアは、進化に逆行すると思うのだ。

その点、Googleは対極的だ。
マイクロソフトでさえ、Windowsですべてを牛耳っているわけではない。
少なくとも、Windowsで走るコードに制限は加えられていない。

iPadはアラン・ケイの提唱したダイナブック構想に、現状では最も近いコンピュータだと思う。
だが、そこで走らせるコードに制限を加えている状態では、手放しに喜べるものではないだろう。

大切なのは自由なのだ。