PB花盛り

PB商品はなぜ安い? コストダウンの裏技とは
2009年4月21日  東海ウォーカー

いまでも十分リーズナブルなPB(プライベートブランド)商品だが、さらに低価格化することで、昨今の急激な経済環境の変化に対応していく動きがある。

その中でも特に注目したいのが、イオンのPB「トップバリュ」だ。ことしの夏までに1700品目を低価格へとシフトしていくほか、低価格がウリのPB「ベストプライス by トップバリュ」から、新商品が500品目も登場予定というから見逃せない。

ユニークなのは安さの理由。ボリュームや品質を落とすことではなく、無駄なコストを削減して消費者に還元しているのだ。

たとえば「衣料用洗剤」(1.0kg148円)は、付属についてくる計量スプーンをなくした。前から使っていたものを取っておいて、継続して使えばいい。その分安く、という発想だ。

4/21(火)発売の「しょうゆラーメン」はなんと68円! かやくとスープを個別の袋ではなく一緒に入れることで、包装材のコストを削っている。

「ティシューペーパー5個パック」は、150組×5個パックで188円。ワンボックスごとの紙箱をなくしてコストカット、中身だけを直接フィルムに包装して販売する。ティッシュは紙箱に入っているのが当たり前だったが、詰め替え用に“中身だけあればいい”という声にこたえた。

4/28(火)発売のクッション(198円)は、カーテン生地の生産段階でできた傷のためにカーテンにできなくなった生地を使用。その傷のない部分を利用し安く提供している。

レベルは落とさず値段は下がるという、消費者大歓迎のコストダウン術。PB低価格化の波よ、今後も続け!!【東海ウォーカー】

PB商品なんて僕の子供の頃からあったし、コストの秘密なんて今とそう変わらない。
何で今更そんなことが記事になるのか。

ここ書いてあるような工夫だけが安さの理由ではない。
ナショナルブランドを売るためには広告などのプロモーションが欠かせないが、PB商品にはこの分の費用がほとんどかからない。この価格差が一番大きいはず。

ここ最近のPB商品のブームで僕が嫌なのは、PB売場の拡大でNB売場が大幅に縮小したことだ。
PB商品は安いし、その割に品質も悪くないともうけど、買う楽しみがない。

安けりゃよいってもんじゃないと思うのだが。

無學童子
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